業務用エアコンを複数台設置する場合は同時運転と個別運転どちらがいいの?
業務用エアコンを複数台設置する場合は、同時運転と個別運転のどちらがよいのでしょうか?結論から言えば、使い方や場所によって異なると言えます。広い部屋を業務用エアコン1台だけで運転するとどうしても温度のムラが発生してしまい、冷えているところと、冷えていないところ、暖かい所とそうでない所が生まれてしまいます。しかし、複数台の業務用エアコンを同時運転することで温度のムラを解消して部屋全体を快適な環境にすることが出来ます。このように部屋全体を冷やす、暖めるという場合には同時運転が活躍してくれます。
逆に個別運転のものが活躍してくれるのがいくつかの部屋に分かれているという場合です。例えば飲食店の個室、会社の会議室や休憩室などのように部屋が分かれている場所に複数台の業務用エアコンを設置する場合には、個別運転がよいでしょう。同時運転ではすべて一緒に運転してしまうので、使っていない部屋も運転してしまうことになります。それだと多くの無駄が発生しますので、個別運転の方がよいでしょう。このように、部屋の広さ、状況などによって同時運転が活躍してくれるという場合と、個別運転が活躍してくれるという場合があります。
こんな業務用エアコン知っていますか?業務用エアコンの種類の雑学
業務用エアコンには、屋外型もある?
近年の日本の夏の暑さは異常とも言えるほど、気温が高く困っているという人も多いでしょう。夏と言えば、店舗やオフィスでは業務用エアコンを使用するケースがほとんどです。屋内では業務用エアコンを運転させれば、部屋を冷やすことが出来ますが、屋外の場合には業務用エアコンを設置することが出来ないため、暑さをなんとか耐えるしかありませんでした。しかし、屋外型の業務用エアコンが発売されているというのをご存知でしょうか?
それが、ダイキンのアウタータワーという商品です。屋外に設置することが出来るというのが最大の特徴で、イベントスペースやショッピングモール、駅のコンコースやカフェなどのテラなどの場所に設置することが可能となっています。
夏の暑い季節は外で休むのも一苦労してしまいますが、このアウタータワーがあれば屋外でも涼しく快適に過ごすことが出来ます。冷気が約3m先まで届くこと、4方向から冷気を出すことが出来るというのが大きな魅力です。シンプルなデザインのため、周囲に溶け込みやすく邪魔にならないのも魅力です。レジャー施設などにもおすすめです。屋外型の業務用エアコンの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
業務用エアコンには寒冷地用がある
業務用エアコンは、多くの店舗、会社に導入されていますが、業務用エアコンには寒冷地仕様のものがあるというのを知っているでしょうか?この寒冷地仕様の業務用エアコンとは、普通の業務用エアコンとどのような違いがあるのでしょうか?
簡単に言えば、より厳しい環境でも暖房運転を行うことが出来るというものです。寒冷地の場合冬場になると、気温がマイナスになることも珍しいことではありません。そのため、普通のものでは条件によって運転が出来ないという場合もあります。
しかし、寒冷地仕様のものは、メーカーによっても異なりますが外気温が-25℃になっても暖房運転をすることが出来るものがあります。また、運転してから5分程度で50℃の温風を吹出すことが出来ます。寒い地域では少しでも暖房を早く効かせたいと考えている人が多いでしょう。そのような時にこのような機能があるのは安心です。
このように、業務用エアコンの寒冷地仕様は、普通のものと比べてより厳しい環境でも運転が出来る、より短い時間で部屋を暖めることが出来るという特徴を持っています。寒冷地に住んでいる人はこのようなタイプのものを検討してみましょう。